

愛知県春日井市・国道19号線沿いに建設した本建物は、都市の景観に調和しながらも存在感を放つ、木造2階建ての倉庫です。建物の規模は約8m×11m。交通量の多い大通りに面していることから、正面のデザインには特にこだわり、施主様と何度も打合せを重ねながら、素材や開口部の配置まで丁寧に計画しました。
外観は、正面上部に縦リブの金属サイディング、下部にはコンクリート調の外壁材を採用。直線的なフォルムと陰影のある素材感が、シンプルで洗練された印象を与えています。また、1800mmの大きな庇は、主に搬入作業を行う従業員の利便性と快適性を考慮して設けたもので、現場でのスムーズな作業動線にも貢献しています。
内部は構造材をそのまま表しにした天井が広がり、木の質感と温もりが感じられる空間に。都市的な外観と木造ならではの風合いを併せ持つ、機能性とデザイン性を両立させた倉庫となっています。
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