グループ 932
2024-11-05

木造倉庫の減価償却メリットは?検討するなら知っておこう!

木造倉庫について調べていると、「減価償却のメリットがある」という内容を見たり、聞いたりしたことがある方も多いでしょう。しかし、具体的にどういったメリットがあるのか、そして本当にそれが木造倉庫のメリットなのか疑問に思われている方もいるでしょう。

そこで、今回は木造倉庫の減価償却のメリットについて解説します。

そもそも減価償却とは?

木造倉庫 減価償却

減価償却とは、建物や機械、設備や車両などの購入費用を、使用期間にわたって少しずつ経費として計上する方法です。資産は時間が経つにつれて価値が減少しますが、その減少分を毎年少しずつ帳簿に反映させることで、毎年経費計上することが可能です。

たとえば、1,000万円で倉庫を建てたとしても、1,000万円を一括で経費計上するのではなく、数年に分割して計上していきます。それにより、経費を分散できることから、数年にわたって安定して経費計上できるので、節税効果を期待することが可能です。

木造倉庫の減価償却メリットは大きい

木造倉庫 減価償却

減価償却の仕組みや減価償却そのもののメリットは理解できたものの、そもそも木造倉庫の減価償却のメリットは具体的にどういったものか、イメージできない方もいるでしょう。

まず、大前提として、減価償却するときは建物や機械、設備などの耐用年数が重要です。というのも、原則として減価償却年数は耐用年数に基づいているのです。

たとえば、自動車の場合、普通車の法定耐用年数は6年と定められています。したがって、6年にわたって自動車の購入費用を減価償却していくイメージとなります。

つまり、耐用年数が短いほど、1年で償却できる額が大きくなるのです。

一般的な鉄骨造の倉庫は耐用年数が31年であるのに対し、木造倉庫は15年であることから、木造倉庫のほうが短期間で減価償却できるのです。

たとえば、鉄骨造の倉庫と木造倉庫が同じ建築費だと仮定すると、以下のようになります。

構造建設費耐用年数1年間当たりの経費計上
鉄骨造倉庫1,000万円31年33万円
木造倉庫1,000万円15年67万円

※わかりやすくするために簡単な計算を用いています。実際の減価償却の計算については、税理士にご相談ください。

このように、1年間で経費に計上できる額は木造倉庫のほうが大きく、その分節税効果を期待することができます。

木造倉庫の減価償却以外のメリットはある?

木造倉庫 メリット

ここまでは、木造倉庫の減価償却のメリットについて紹介しました。

ただ、減価償却のメリットだけでは、木造倉庫の導入の決め手にならない方もいるでしょう。ここでは、減価償却以外のメリットとして、以下の3点について解説します。

  • 低コストで建てられる
  • 企業価値が高まる
  • 大空間をつくれる

低コストで建てられる

木造倉庫の減価償却以外のメリットとして挙げられるのが、低コストで建てられる点です。木造倉庫は鉄骨造倉庫と比べると、約半分のコストで建設できるといわれています。

一般的な鉄骨造倉庫の場合、1坪あたり約54.5万円の建設コストがかかります。一方、HC.Home’sの木造倉庫は1坪あたり25万円であり、鉄骨造倉庫よりも大幅にコストを抑えて倉庫を建設することが可能です。

建設コストを抑えられ、減価償却による節税効果も期待できることから、事業運営においては大いなるメリットといえるでしょう。

企業価値が高まる

木造倉庫は文字通り、木造でつくった倉庫です。建設で使用する建材のほとんどが再生可能な木材なので、環境に配慮された工法といえます。

「環境に配慮した木造倉庫」を大々的にアピールすることで、環境保全にも力を入れている企業として認知されることがあり、結果的に企業価値の向上につながるでしょう。

大空間をつくれる

木造倉庫と聞くと、鉄骨造倉庫よりも弱くて広々とした空間を作れないと想像されている方もいるでしょう。しかし、HC.Home’sの木造倉庫では、最大33mmの大空間をつくることができます。

鉄骨造はたしかに耐震性に優れており、強度が高い建物です。しかし、日本の寺社仏閣など、歴史的建造物のほとんどが木造であり、古くから残り続けています。

数百年以上経過した木造の建物も多くあり、木造建築物の強さがわかるでしょう。

HC.Home’sの木造倉庫は耐震性にも優れており、最大33mという鉄骨造倉庫に匹敵するほどの大空間をつくることができます。

まとめ|木造倉庫の減価償却メリットはある

木造倉庫

いかがでしたでしょうか。

今回は「木造倉庫の減価償却メリットは?」をテーマに、減価償却とはどういったものなのか、そして木造倉庫に減価償却のメリットはあるのかどうかについて紹介しました。

木造倉庫の法定耐用年数は15年であり、法定耐用年数が31年の鉄骨造倉庫よりも短い期間で減価償却できます。さらに、建設コストも鉄骨造倉庫よりも抑えられるので、コストパフォーマンスの高い倉庫といえるでしょう

木造倉庫をご検討の方は、ぜひHC.Home’sにご相談ください。